松川ダムの魅力
今回は松川ダムについて紹介したいと思います。
写真から分かるように松川ダムは長野県が管理しています。
着工が昭和44年12月、完成が昭和50年3月、歴史を感じます。
松川ダムは治水・上水道・かんがい用水補給を目的とした多目的ダムです。
なんと飯田市の水道水の約6割の供給源となっています。
飯田市に住む私としては松川ダムの偉大さに感動です。
写真は右岸側から下流に向かって撮影したものです。
型式は重力式コンクリートダム
重力式コンクリートダムは水の力をダムの重さで支えています。
ダムに多量のコンクリートが使われているのが特徴です。
松川ダムには263,200m3ものコンクリートが使われています
これは1辺約64mの立方体の体積と同じです。
想像しただけでもとてつもない量ですね。
そのコンクリートが540万m3もの水を支えていることになるので感動です。
これは右岸側から上流に向かって撮影したものです。
まだ満水状態ではないようです。
普段は写真に示す境目まで貯水されます。
松川ダムは堆砂の搬出を定期的に行っています。
堆砂の搬出を行う際に水を抜きます。
これは水が抜かれた状態で堆砂を搬出しているときの写真です。
奥に重機が見えます、なかなか見ることができない場面ですね。
この堆砂の搬出(ダムリフレッシュ事業)にはトライネットも携わっています。
現在土砂の搬出も終了しているため水が少しずす溜まってきている状態です。