飯田市優良建設工事に選ばれました
少し前のことになりますが、
2017年11月13日に飯田市役所にて
飯田市優良建設工事表彰の授賞式が執り行われました 😀
飯田市より表彰時の写真が届きましたので、写真と一緒に当時の現場の様子もふまえ詳しく書きたいと思います 😳
今年は、土木部 松尾洋志が担当した
「平成28年度一般道路改良事業併用林道改良工事」が選ばれました!
トライネットとしては平成27年の受賞から3年連続の受賞となります 😳
現場を担当した松尾に当時の現場の様子を伺いました。
この工事現場は南信濃というところに位置しており、
飯田市内からは遠く、また、雪が多い地域です。
工事期間は雪が多い冬の時期に被っており、現場への通勤、雪かきなど
とても大変だったようです。
↑除雪時の様子
道路には毎日塩カルを撒いて、道が凍らないよう気をつけたそうです。
さらには、朝現場に到着すると落石がいたるところに転がっている状態でした。
現場に出て最初の仕事はこの塩カルを撒く作業と、落石を通行の邪魔にならないようにどかす作業だったようです。
工事中はそんな過酷な状況での作業ということもあり、安全管理には特に気をつけて施工を行う必要がありました。
↑施工時の様子
工期延長ができない現場にもかかわらず、
並行で施工できる工種がなかったため、
よりスムーズに施工が進むように工程の管理を徹底し
協力業者とのコミュニケーションをきちんと取り、
無駄なく施工が進んでいくようにつとめました 😳
施工中、工期短縮につながるよう、提案も行いました 💡
法面の落石防止柵を設置するときに、当初の設計通り
斜面を掘削して設置する工法だと斜面から土砂が崩落してくる危険性が
考えられたことから、
岩盤アンカーボルトを挿入し、支柱を立てる(土砂を掘削しない)工法を提案しました。
↑防護柵施工完成時の様子
今回の受賞と現場を振り返り、最後に感想を一言いただきました 😀
「冬の寒い時期、また、工期がギリギリの中での現場ということもあり、安全面や工程管理など様々なことに気を配りながらの施工でした。
また、監督員の方には的確な指導や遠い現場にも関わらずこまめに立会検査など行っていただいたり、
会社の同じ土木部所属の方々にはたくさんのご協力をいただきました。ありがとうございます。
今回、表彰を受けて改めて当時の現場を振り返ると終わったときの達成感よりも、
とにかくあの過酷な状況において無事故無災害で竣工できたことを本当に嬉しく思います。」
↓受賞式の写真
改めて、今回の受賞、誠におめでとうございます!